2022年12月7日より、人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」では「機能限定アカウント」という新たな制度が始まりました。これに伴い、プレーヤーはログイン時に年齢確認を求められるようになり、設定した生年月日に応じて一部機能が制限されることがあります。この変更により、一部のプレーヤーからは「ユーザー名が変更された」「フレンドリストから友達が消えた」という報告が寄せられています。この記事では、年齢制限に関連する問題に直面した「フォートナイト」プレーヤーのために、問題の解決法や設定変更の手順について解説します。
フォートナイト生年月日の入力・年齢制限
フォートナイトで生年月日入力が必要な理由
フォートナイトにおける生年月日入力の要件導入は、利用者の年齢に応じた安全で適切なゲーム体験を提供するための措置です。Epic Gamesは、プレイヤーが引き続きフォートナイトを楽しめるようにしつつ、特に若年層のプレイヤーの安全性を確保する目的で「機能限定アカウント」制度を導入しました。この制度により、一定の年齢以下のプレイヤーは、保護者の同意が必要な特定の機能へのアクセスが制限されます。日本では15歳以下のプレイヤーがこの制度の対象となり、保護者のメールアドレスの提供を通じて同意を得るまで、一部機能へのアクセスが限定されます。この措置により、保護者は子どものフォートナイト利用状況を管理しやすくなり、若年層のプレイヤーに適した安全な環境が提供されることになります。
年齢制限でできなくなること
フォートナイトで年齢制限に伴う影響ですが、 「Fortnite(フォートナイト)」では、生年月日の登録により以下の制約が適用される場合があります。
- 他のプレイヤーとボイスまたはテキストチャットでコミュニケーションをとること
- 実際のお金を使用してアイテムを購入すること
- Epic Games以外のゲームをダウンロードすること
- 過去の行動に基づく推奨事項を受け取ること
- マーケティングのメールや通知の受信設定
- 【ロケットリーグ】内でのアイテムトレード
- 特定のサードパーティサービスへのアカウント連携やEpic Gamesへのサインイン
- カスタムユーザー名の設定
- SMSによる二段階認証の設定 18歳未満で年齢を申告しなかった場合、最も制限の厳しいプライバシー設定が適用されます。これには以下のような設定が含まれます。
- チャットはデフォルトで「全員不許可」
- プロフィールの詳細は「非表示」
- パーティー設定は「招待のみ」
- 個別の推奨設定は「無効」
- 16歳未満の場合は不適切な言葉のフィルタリングが「オン」 これらの制約はゲームプレイに大きく影響を及ぼすため、生年月日の入力時には正確な情報の提供が重要です。
フォートナイト年齢制限の解除方法
フォートナイトで年齢制限を解除する方法について解説します。
年齢による制限に該当した場合、「ペアレンタルコントロール」を設定することでこれを解除できます。
解除プロセスは、保護者のメールアドレスに届く案内メールに従って行います。まず、保護者のメールに届いた指示に沿って、「続ける」をクリックし、Epic Gamesの利用規約に同意します。
次に、Epic Gamesへのサインイン、チャット機能の設定、ゲームストアのレーティング設定を行います。
年齢認証には顔スキャン、クレジットカード、身分証明書のいずれかを使用します。
最終的に保護者にPINコードが送られ、フォートナイト内でこのPINを使用してペアレンタルコントロールを設定し、必要な制限の調整を行います。
フォートナイト年齢制限名前の戻し方
名前を戻すことは可能
フォートナイトにおいて年齢制限によるアカウント変更後、プレイヤーが直面する一般的な問題の一つが、自分のユーザー名やID、表示名が勝手に変更されてしまうことです。
表示名、特にフォートナイトでのディスプレイネームは、ゲーム内でのフレンドとのコミュニケーションに重要な役割を果たしています。
年齢制限が適用されると、アカウントには自動で生成されたディスプレイネームが割り当てられ、これがフレンドリスト上での表示名となります。
これにより、フレンドから認識されにくくなり、最悪の場合フレンドリストから削除されることもあります。
しかし、保護者や親がアカウントの設定を完了すれば、このディスプレイネームは後から変更することが可能です。
この措置により、プレイヤーは自分の好みに合わせた名前に戻すことができ、再びフレンドとスムーズにやり取りできるようになります。
ユーザー名を元に戻す方法
ここでは、フォートナイトでユーザー名を元の名前に戻す手順を説明します。生年月日を入力した後で名前を戻す方法が不明な方へのガイドです。
まず、初めに説明した「ペアレンタルコントロール」の認証作業を行ってください。その後、アカウントの設定ページに進みます。そこで「ディスプレイネーム」の項目に、戻したい名前を入力します。ページを最下部までスクロールし、「変更を保存」を選択すれば、名前の更新が完了します。
以前のユーザー名は保持されているため、準備が整い次第、その名前を再度設定することが可能です。これにより、ユーザー名を変更した後も、以前の名前に戻すことができるようになります。
【フォートナイト年齢制限】フレンド消えたときの対処法
年齢制限でフレンドが見えなくなる問題
フォートナイトで年齢制限によりフレンドリストからフレンドが見えなくなり、「承認待ち」の状態になってしまう問題が発生しています。これにより、一部のプレイヤーはフレンドがゲームをやめたのではないかと誤解してしまうことも。
特に、交流があったりプレゼントを交換していたフレンドとの繋がりが途切れてしまうことは、プレイヤーにとって非常に残念な出来事です。
フレンドが消えた場合の対処法
フレンドが表示されなくなった場合の対応方法としては、まず親権者コントロールの設定を完了させることが必要です。
設定完了後、届いたフレンド申請を承認することで、以前のフレンドとの関係を回復させることが可能になります。
ただし、フレンドの中にも同様に制限を受けている場合があり、その場合はフレンドの名前が変更されていることもあるため、この点には注意が必要です。
この手順を踏むことで、失われたフレンド関係を取り戻し、再び一緒にフォートナイトを楽しむことができます。
【フォートナイト年齢制限】ログインできなくなった時の対処法
年齢制限でログイン制限がかかる場合
フォートナイトで年齢制限によりログインが制限された場合、対処法として、まず保護者による「ペアレンタルコントロール」の設定が必要になります。
保護者が自身のメールアドレスを登録後、そのアドレスに送信される指示に従って設定を完了させることが重要です。
ただし、メールアドレスの登録のみでは不十分で、メールに記載された手順に沿って操作を行う必要があります。
これらの手順を適切に行うことで、ログイン制限の問題が解消し、ゲームへのアクセスが再び可能になります。
年齢制限でのログイン対処方法
フォートナイトで誤って生年月日を間違えて入力し、結果として制限を受けたアカウントの対応策としては、主に二つの方法があります。
一つ目は、フォートナイトのペアレンタルコントロール機能を利用して、誤った生年月日情報に基づく制限を解除する手段です。
もう一つは、フォートナイトのサポートチームに直接連絡を取り、生年月日の入力ミスに関して訂正を依頼する方法です。
後者のケースでは、個人を特定できる公的な身分証明書など、生年月日が確認できる書類の提出が求められる場合があります。
実際に生年月日を間違えてしまったユーザーからは、ペアレンタルコントロールを通じて制限を解除する方が手軽であるとの声も聞かれます。
まとめ
この記事では、「Fortnite」のアカウントに関連する生年月日の開示要求によって引き起こされる問題について解説しました。特に「名前が変わってしまった」や「フレンドリストから消えた」といった状況に対処する方法に焦点を当てました。Epic Gamesによるこの措置は、若年層のプレイヤーを守り、彼らに適した安全なゲーム体験を提供するためのものです。親や保護者は、子供たちと協議し、どの機能を再開させ、どの機能を制限状態に保つかを選択することで、「Fortnite」を安心して楽しむことができます。