googleフォト容量いっぱいになったらどうする？

Googleフォトの容量が限界に達すると、その影響はGoogleアカウント全体のストレージに及びます。これにより、GmailやGoogleドライブを含む他のサービスにおいても利用可能なスペースが不足する事態が発生します。具体的には、容量が満タンの状態になると、新しいメールを受信したり、ドキュメントを保存するなどの操作が困難になる可能性があります。

Googleフォト容量いっぱいになったらどうなる？

Googleフォトのストレージが満杯になると、Googleアカウントの他の機能にも影響が及びます。この状況に直面すると、iPhoneのGoogleフォトアプリやPCのブラウザ上で特定のメッセージが表示されることが一般的です。具体的には、Googleフォトでの新たなバックアップが停止し、Googleドライブでのファイルの新規作成や編集ができなくなります。さらには、Gmailの送受信機能にも影響が及ぶ可能性があります。

Googleフォトがいっぱいになると、次のような問題が発生します。

自動アックアップの停止

新しい写真やビデオの自動バックアップが停止し、スマホの容量が圧迫されるリスクが高まります。これにより、データ損失のリスクも増加します。

共有が困難になる

これまで容易だった新しい画像や動画の共有やアクセスが困難になります。例えば、iPhoneからGoogleフォトにアップロードした画像をPCで編集するなどの作業ができなくなる可能性があります。

機能の制限

Googleドライブにおけるファイル作成や編集も、ストレージ不足により制限されます。Googleドライブの活用が日常的な方にとっては特に問題となります。

Gmailの送受信にも支障が出ることがあります。容量が満杯になると、重要なメールの送受信ができなくなるリスクがあるため、注意が必要です。

これらの問題を防ぐためには、Googleフォトのストレージ容量がいっぱいになる前に対策を講じることが重要です。

Googleフォト容量いっぱいになったらどうする？

Googleフォトの容量が満杯になると、いくつかの対策が考えられます。

不要な写真や動画の削除

Googleフォト内にある余計な写真や動画を削除することで、容量を空けることができます。特に、重複している写真や品質が低いものを整理することが効果的です。Googleフォトのストレージ管理機能を使うと、大きなサイズの写真や動画、スクリーンショット、ぼやけた写真などを簡単に見つけ出して削除できます。動画は特に容量を多く取るため、数枚の写真を削除するより効果的かもしれません。長時間のイベント動画などは、パソコンにダウンロードしてからGoogleフォトから削除する方法もあります。

Google Oneへの課金

Google Oneサブスクリプションを利用すると、Googleアカウントのストレージ容量を増やすことができます。※5TB以上は既存プランからのアップグレードのみ。

Google Oneプラン	月額	年額
15GB(無料プラン）	無料	無料
100GB（ベーシック）	250円	2,500円
200GB（スタンダード）	380円	3,800円
2TB（プレミアム）	1,300円	13,000円
5TB	3,250円	32,500円
10TB	6,500円	–
20TB	13,000円	–
30TB	19,500円	–

月額や年額のプランがあり、15GBの無料プランから100GB、200GB、さらには2TBやそれ以上のオプションも選べます。

この方法は手軽に容量問題を解決できますが、既に多くのサブスクリプションを利用している場合は、少し悩むかもしれません。

他のクラウドストレージへの移行

Dropbox、Microsoft OneDrive、Amazonフォトなど他のクラウドストレージサービスにデータを移行することも一つの選択肢です。これには、まずGoogleフォトからデータをエクスポートし、新しいクラウドサービスにアップロードする必要があります。例えば、Microsoft 365 Personalを利用していればOneDriveで1TBまでのストレージを、Amazonプライム会員なら写真を無制限に、動画は5GBまで保存できます。移行には手間がかかるため、Googleフォトを長年利用してきた人にとっては、少し面倒な作業になる可能性があります。