香りはまだ楽しめるのに捨ててしまうのはもったいないため、最後の一滴まで無駄なく使うコツをまとめました。
なぜオイルが少し残るのか
リードスティック式ディフューザーは、スティックがオイルを吸い上げて空気中に拡散させる仕組みです。
使用を続けるうちにスティック内部が目詰まりしたり、ボトル底のオイルが吸い上げにくくなることで、数ミリ単位で残りが発生します。
乾燥した季節や換気回数、スティックの材質によっても吸い上げ効率は変化します。
残りオイルの活用アイデア
新しいスティックに交換する
香りが弱くなったと感じたら、まずはスティックを新品に替えます。
目詰まりのないスティックなら再びしっかり吸い上げて、残りのオイルでも香りを感じやすくなります。
小瓶に移して「ミニディフューザー」にする
残量が少ない場合は、小さなガラス容器に移し替えると、最後まで香りが持続します。
玄関やトイレ、デスク周りなど狭い空間に置くと効果的です。
布やペーパーに染み込ませて簡易サシェに
コットンやティッシュ、端切れ布に数滴たらし、クローゼットやバッグのポケットに入れて香りづけします。
直接家具や衣類に触れないよう、袋や小さなケースに入れて使うと安心です。
重曹と混ぜて消臭芳香剤にする
小皿や瓶に重曹を入れ、オイルを数滴混ぜれば、消臭と香りづけを兼ねたルームフレグランスになります。
数週間ごとに重曹を入れ替えると清潔に保てます。
アロマストーンに垂らしてピンポイントで香らせる
多孔質のアロマストーンは少量でも十分に香ります。
ベッドサイドやワークスペースなど、香りを局所的に楽しみたい場所に適しています。
安全に使うための注意点
ディフューザーオイルはアルコールや香料を含むことが多く、肌への直接塗布や入浴剤としての使用は避けます。
ペットのいる環境では種類により刺激となる場合があるため、使用場所や量に配慮してください。
布や家具に付着すると変色の恐れがあるため、必ず受け皿や袋を用いましょう。
まとめ|最後の一滴まで香りを活かす
スティック交換や小瓶への移し替え、簡易サシェ、重曹フレグランス、アロマストーンなどの工夫で、残りオイルも無駄なく楽しめます。
お気に入りの香りを賢く使い切り、暮らしの中に心地よい空気を取り入れてみてください。
