JALの機内で配布されるイヤホンは、基本的には「機内エンターテインメント用の貸出備品」です。
そのため、原則として持ち帰りはできません。
ただし、路線や提供されるイヤホンの種類によっては例外的に持ち帰り可能なケースもあります。
迷う場合は客室乗務員へ確認するのが最も確実です。
持ち帰りNGになるイヤホンの特徴
貸出用ヘッドホン(ノイズキャンセリングなど)
ビジネスクラスやファーストクラスで提供されるヘッドホンは、高品質で再利用されるため持ち帰ることはできません。
座席に置くか、客室乗務員へ返却するのがルールです。
しっかりした造りのヘッドホンタイプ
スポンジ付きのオンイヤー型、オーバーイヤー型などは明らかに備品扱いのため、こちらも返却が前提になります。
持ち帰りOKになるケース
個包装の簡易イヤホン
国際線の一部では、衛生面を考慮して個包装の簡易イヤホンが配布されることがあります。
このタイプは回収されず、そのまま持ち帰りOKとなることがあります。
客室乗務員から案内があった場合
「お持ち帰りいただけます」と言われた場合は、もちろん持ち帰って問題ありません。
ただし、全路線・全イヤホンが対象ではないため、自己判断はNGです。
国内線と国際線の違い
国内線ではそもそもイヤホンが配られない便も多い
国内線の機材や路線によっては、イヤホンが提供されない便があります。
機内エンターテインメント非対応の機材もあるため、自分のイヤホンを使うケースが一般的です。
国際線ではクラスによって異なる
国際線では、エコノミーからファーストクラスまで座席クラスに応じたイヤホンが提供されます。
簡易タイプは持ち帰りOKになる可能性がある一方、上位クラスのヘッドホンは完全に備品扱いです。
うっかり持ち帰ってしまった時の対処法
空港で気付いたらカウンターへ
誤ってカバンに入れたまま降りてしまった場合は、JALカウンターで相談すれば問題ありません。
簡易イヤホンの場合は「そのままお使いください」と言われる場合もあります。
JALの機内で自分のイヤホンは使える?
機内モードであれば使用可能
飛行中はスマホを機内モードに設定すれば、手持ちのイヤホン(有線・無線どちらも)を使用できます。
二股プラグ用のアダプターがあると便利
機材によってはイヤホンジャックが二股のタイプがあります。
その場合は変換アダプターが必要になることがあるため、事前に準備しておくと安心です。
迷った時に覚えておきたい3つのポイント
判断に迷う時はこれだけでOK
- JALのイヤホンは原則「貸出備品」で持ち帰りNG
- 個包装の簡易イヤホンは持ち帰りOKのことがある
- 確実なのは客室乗務員に確認すること
ルールさえ知っておけば、JALのフライトでイヤホンの扱いに悩むことはありません。
快適に映画や音楽を楽しんで、安心して空の旅を楽しんでください。
