創作や二次創作の世界では、「夢小説」「BL」「NL」「GL」といったジャンルが存在します。
これらはすべて“恋愛や関係性”を描く物語ジャンルですが、登場人物の構成や読者の視点に大きな違いがあります。
本記事では、それぞれのジャンルの定義や特徴を整理し、混同されがちな「夢小説」との違いを分かりやすく解説します。
夢小説とは?
読者自身が登場する物語
夢小説は、読者が物語の主人公(=夢主)となり、原作キャラクターとの関係を描く二次創作の一種です。
名前変換や読者投影が特徴で、「○○×あなた」「○○×夢主」などの構成が一般的です。
恋愛、友情、バトルなど多様なジャンルがありますが、共通するのは「読者自身が物語に参加する」というスタイルです。
BL・NL・GLの意味と定義
BL(ボーイズラブ)とは
BLは「ボーイズラブ(Boys’ Love)」の略で、男性×男性の恋愛を描いた作品ジャンルです。
登場人物は基本的に男性キャラ同士で、カップリング(カプ)としての組み合わせが重視されます。
例:A×B(攻め×受け)など、固定のカップリング名で表現されることも多く、ファン間での解釈や推しカプ文化が強く根付いています。
NL(ノーマルラブ)とは
NLは「ノーマルラブ(Normal Love)」の略で、男性×女性の恋愛を指します。
原作の公式カップリング(例:ヒロインと主人公など)に基づいた創作のほか、オリジナルの男女カプも含まれます。
夢小説と混同されがちですが、NLでは読者自身が登場するのではなく、男女のキャラクター同士の関係性が主軸になります。
GL(ガールズラブ)とは
GLは「ガールズラブ(Girls’ Love)」の略で、女性×女性の恋愛を描くジャンルです。
百合とも呼ばれ、感情の繊細さや関係性の深さを描く作品が多く見られます。
NLやBLと同様に、キャラクター同士の関係性に焦点を当てたストーリーが中心です。
夢小説とBL/NL/GLの大きな違い
登場人物の構成が違う
- 夢小説:原作キャラ×夢主(読者が投影されたオリジナルキャラ)
- BL:原作キャラ×原作キャラ(男性同士)
- NL:原作キャラ×原作キャラ(男女)
- GL:原作キャラ×原作キャラ(女性同士)
読者の立ち位置が異なる
夢小説では読者自身が物語に登場するのに対し、BL/NL/GLでは読者はあくまで“外側から眺める”視点で読みます。
夢小説=自己投影型、BL/NL/GL=鑑賞型とも言い換えることができます。
感情移入の方法が違う
夢小説は「自分が推しと恋愛したい」という願望を形にするジャンルであり、読者の感情移入の深さが大きな魅力です。
一方、BL・NL・GLはキャラ同士の関係性の美しさや尊さを楽しむため、客観的な視点で“推しカプ”を応援するスタイルが主流です。
まとめ:読者の関わり方でジャンルが変わる
夢小説とBL/NL/GLの違いは、「誰と誰の恋愛を描いているのか」「読者がどう関与するのか」にあります。
- 夢小説:キャラ×読者(夢主)
- BL:男キャラ×男キャラ
- NL:男女キャラ
- GL:女キャラ×女キャラ
どのジャンルにもそれぞれの魅力があり、読み手の好みや感情の求め方によって楽しみ方は変わります。
棲み分けのマナーを守りながら、自分に合った世界を楽しんでみてください。
