何も故障がないまま、同じドライヤーを10年以上利用していますが、このまま使い続けて大丈夫なのか?不安になってきますよね。
ドライヤーの一般的な使用期限・寿命と買い替えについてまとめまいた。
目次
ドライヤー10年以上は買い替えを検討したほうが良い
ドライヤーを10年以上使用するのは一般的には推奨されません。ドライヤーは消耗品であり、内部のモーターや電子部品が経年劣化しやすいです。長期間使用すると、以下のようなリスクが高まります:
- 劣化した部品からの発火リスク:モーターや配線の絶縁が劣化することで、熱が異常発生しやすくなり、最悪の場合、火災につながる可能性があります。
- 電気ショートの危険性:内部の配線が老朽化し、ショートを起こすことがあります。これも火災の原因になり得ます。
- 性能の低下:風力が弱まったり、熱の発生が不均一になるなど、性能が低下します。これにより使用時の不便だけでなく、不十分な熱管理による髪のダメージが発生することもあります。
ドライヤーの寿命と交換時のサイン
ドライヤーは平均して3~4年の使用が目安です。
しかし、それを過ぎると故障のリスクが高まり、使用を続けることが危険になる場合があります。以下のような症状が現れた場合は、新しいドライヤーへの買い替えを検討してください。
交換が必要なサイン
- 本体やコードが異常に熱くなる
- 焦げ臭いにおいがする
- 異常な音がする
- 電源の入りが悪い、または安定しない
- 熱風や温風が出ない、または温度が著しく低い
これらのサインは、潜在的な火災のリスクを示しており、直ちに使用を中止することが推奨されます。
ドライヤーの適切な使用と寿命延長のコツ
ドライヤーを安全に長持ちさせるためには、適切な使い方とメンテナンスが必要です。
ドライヤーの寿命に影響する使用頻度
一般的にドライヤーは、約130~140時間の使用が寿命の目安とされています。このため、毎日の使用時間が多いほど、寿命は短くなります。特にマイナスイオン機能付きのドライヤーは、内蔵されたイオン発生装置の劣化が早く、1~4年で性能が落ちることがあります。
ドライヤーのメンテナンス方法
- 定期的な清掃: 吸い込み口と吹き出し口のホコリや髪の毛を定期的に掃除し、空気の流れをスムーズに保ちます。
- コードの適切な取り扱い: コードを適切に扱い、曲がりや捻じれがないように注意し、収納時には無理に巻きつけないようにします。
- 保管場所: 湿度が高い場所を避け、浴室などでの使用や保管は避けてください。湿気はドライヤーの絶縁劣化を早め、漏電やショートの原因となるためです。
ドライヤーの使用期限と買い替え時の注意
ドライヤーは一般的に3〜4年が使用期限とされていますが、使用中に下記のようなサインが現れた場合は、直ちに使用を停止し、新しいものに買い替えることが推奨されます。古くなったドライヤーを使い続けることは、火傷や火災のリスクを高める可能性があります。
- 温風や熱風が出ない、または温度が低い
- 焦げ臭いにおいがする
- 異音がする
- 電源が入りにくい、または不安定な動作をする
- 本体やコードが異常に熱くなる