野外ライブを中心に、会場の入口でチケットと引き換えに手首に巻かれるテープやリボンみたいなものの名前・名称は何というのか?複数の呼び方があってそれぞれに違いがあるのかどうかもまとめてみました。
野外ライブで手首に巻くチケット・紙テープの名前は何?
クラブやライブイベントの入場の際に、腕に巻かれる紙状のリング(強く引っ張ってもちぎれないテープ)で対応することがあります。会場エリア内での移動が多かったり、別エリアへの移動や再入場するタイプのイベントなどではよく使われる例のアレ…なんという名前のものなのでしょうか?
結論として複数の呼び方があり、基本的にどれも同じ意味で使われていて違いはありません。
「腕に巻く紐または帯状の入場許可証となるもの」として、多くのイベント主催者・来場者が使う言葉としては「リストバンド」が代表的な言い方になります。
リストバンド
一般的には「リストバンド」と呼ばれることが多いです。
実際にイベント用の使い捨てリストバンドを注文できるサイトがあり、「リストバンド」という名称で販売されていたりします。
フェスなどではリストバンドという名称が定番化されています。
チケットバンド
ライブ会場・フェス会場の入口でチケットと交換して腕に巻かれる点も踏まえて「チケットバンド」という呼び方をしている人もいます。
パスバンド
パスバンドも同様に、このバンドを巻いていればパス(許可)でエリア通過できたり再入場できるという意味で「パスバンド」とも言われていたりします。
ギグバンド®
あまり聞き慣れないですが音楽イベントによっては「ギグバンド®」という言い方をしているライブもあります。
ギグ=「GIG」の意味であることと、ギグバンド®は商標登録されているからです。
ギグバンド®の特徴としては、オシャレなデザイン・カラフルなカラーのものが多いという点。
デザインが凝っているので大規模フェスや主催者側のこだわりが強いイベントなどで活用されているようです。
アームパス
アームパスは比較的、腕章型のものを指すことが多く、スタッフ専用として使われる事が多いです。
ここまで紹介してきた名称は主に手首用ですが、アームパスは主に「二の腕につける腕章タイプ」という意味合いが強いです。
アームパスは大きめでかさばることもあり、観客用で使われることは少ないものの、スタッフや関係者・カメラマンといった人たちと分かる目印で使われるものを指すことが多いです。
野外ライブで手首に巻くテープの素材は何?
野外ライブで手首に巻くテープで大事なのが「破れにくいこと」。そのため素材として大きく2種類、ビニール製と紙製に分かれます。
ビニール製
ビニール製は雨や汗に強く、簡単に破れたりしないのが特徴です。テープで接着するタイプ、ベルトのように穴に差し込んで調節するタイプがあります。
合成紙
紙製のリストバンドは破れにくいように合成紙で作られています。
テープで接着するタイプで、付けているのを忘れてしまうくらい軽いのが特徴です。
基本は使い捨て
ライブで手首に巻くテープは、基本的に使い捨てです。使いまわしたり他人に譲渡して悪用されないために何度も付け替えられるようには作られていません。