料理やお弁当作りに欠かせない「アルミホイル」。
食材を包んで焼いたり、揚げ物の温め直しに使ったりと、日常的に活用している方も多いと思いますが、実は「包む・焼く」以外にも使い道があるのをご存じでしょうか?
今回は、使用済みのアルミホイルも活躍できる、意外な3つの活用法をご紹介します。
油汚れ落としや皮むきにも活躍!アルミホイルの意外な活用術
丸めたアルミホイルで油汚れを落とす
キッチンのコンロ周りは、油ハネや吹きこぼれで汚れやすい場所。
そんな頑固な油汚れには、丸めたアルミホイルが便利です。
- キッチンペーパーを適量取り、アルミホイルで包んで丸めます。
- クレンザーをつけて、汚れている部分をこすります。
- 最後に乾いた布で拭き取れば、ピカピカに。
アルミホイルの適度な硬さと凹凸が、汚れをしっかりと絡め取ってくれます。
野菜の皮むきにもアルミホイル
ジャガイモやゴボウ、ショウガなど、薄皮をこそげ取りたいときにもアルミホイルが活躍します。
- 使用済みのアルミホイルを手のひらサイズに丸めます。
- 皮をむきたい野菜を水で軽く洗い、アルミホイルでこすります。
ピーラーを使うよりも無駄が少なく、野菜の風味を残したまま皮だけをきれいに取り除けます。
細かい凹凸が、しっかりと皮にフィットして時短にもなります。
包丁の切れ味を復活させる
切れ味が落ちてきた包丁の応急処置としても、アルミホイルが使えます。
- アルミホイルを2つ折りにします。
- 折ったアルミホイルを包丁で数回切ります。
- さらに折りたたんで重ね切りすることで、簡単な研ぎ効果が期待できます。
本格的な研ぎ直しには砥石が必要ですが、軽いメンテナンスにはこの方法が便利です。
料理中に「あれ?切れ味が落ちたな」と感じたときに、ぜひ試してみてください。
その他にもある!アルミホイルの便利な活用法5選
シンクや蛇口の水垢予防に
アルミホイルを軽く丸めたものを、シンク周りや蛇口の根元に置いておくだけで、水垢やぬめりの発生を防ぐ効果が期待できます。
アルミの持つ抗菌性が働きやすく、こまめに掃除できない場所の予防策としてもおすすめです。
アイロンの熱効率アップに
アイロン台のカバーの下にアルミホイルを敷くと、熱が反射して効率的に衣類のシワを伸ばせます。
裏側からも温まるような効果があり、アイロンがけの時短にもつながります。
電池の接触不良の応急処置
リモコンや時計の電池の接触が悪いとき、ボタン電池や乾電池の端に小さく丸めたアルミホイルを挟むことで、接触不良を一時的に解消できることがあります。
あくまで一時的な処置なので、早めの電池交換を心がけましょう。
ハサミの切れ味回復に
包丁と同様に、切れ味の落ちたハサミにもアルミホイルが活躍します。
数枚重ねたアルミホイルを数回切ることで、刃がわずかに研磨され、切れ味が改善します。
クラフト作業や紙切りハサミに特に効果的です。
静電気の防止に
アルミホイルは静電気を逃す性質があり、乾燥する時期に活躍します。
洋服と一緒に小さく丸めたアルミホイルを洗濯乾燥機に入れておくと、衣類の静電気を軽減する効果があります。
特に化繊のインナーなどには効果が実感しやすいです。
まとめ
アルミホイルは「包む」だけでなく、「こする・削る・切る」など様々な用途で再利用が可能です。
使用後にそのまま捨ててしまうのはもったいないかもしれません。
ぜひ、今回ご紹介した活用術を日々の生活に取り入れて、キッチンまわりの便利アイテムとして役立ててみてはいかがでしょうか。