携帯電話に「+2956」から始まる見慣れない番号から着信があり、不安に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような国際番号のような形式の電話は、詐欺や迷惑電話の可能性もあるため注意が必要です。
今回は、「+2956」からの着信について、その正体や危険性、そして対処方法を詳しく解説します。
目次
+2956はどこの国の番号？
「+295」は、アフリカにある小国「エリトリア国（Eritrea）」の国番号です。
つまり「+2956〜」という形式の電話は、エリトリアからかけられた、あるいはそう偽装された国際電話である可能性が高いです。
ただし、実際にはエリトリアとはまったく関係のない場所から、番号を偽装（スプーフィング）して発信されていることもあり、正体不明なケースが多く見られます。
詐欺電話の可能性はある？
+2956のような国際番号を装った着信には、以下のような詐欺リスクが伴います。
- 通話料を狙った「ワン切り詐欺」
- 折り返し電話をさせて高額請求する国際電話詐欺
- 自動音声による個人情報の聞き取り
このような手口は、実在する国番号を使いながら、日本人の好奇心や不安を利用して電話をかけさせる点が特徴です。
着信があった場合の注意点
「+2956」からの電話に対しては、以下のように対応してください。
- 知らない番号には出ない
- 留守電があっても内容を鵜呑みにしない
- 折り返しの電話は絶対にかけない
- 不安な場合は通信会社や消費者センターに相談する
スマートフォンの「迷惑電話フィルター」機能や、セキュリティアプリの利用も有効です。
また、こうした国際電話を自動で拒否できる設定が可能な機種もありますので、設定を確認しておくと安心です。
まとめ
「+2956」からの着信は、詐欺や迷惑電話の可能性が高いため、十分な注意が必要です。
折り返しの通話は行わず、必要に応じてブロック設定や通報を行いましょう。
不審な着信に対しては、まず冷静に対応することが何より大切です。
