朝や二日酔い、胃腸炎のとき、胃にやさしくて消化に良い食べ物を求めることってありますよね。それってコンビニで手に入るものでしょうか?
この記事では、コンビニで買える食べ物の中から、胃に優しくて胃腸の調子を整えるのに良い食べ物のトップ10をまとめました。
逆に、胃に負担をかける可能性のある食べ物もいくつか挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。
消化のいい食べ物について
食化のいい食べ物を体が欲している時
消化のいい食べ物コンビニで買えるものオススメは?
コンビニで手軽に手に入る、胃にやさくて消化に良い食べ物を10個ご紹介します。
コンビニにはおにぎりやパンなど、さまざまな商品が並んでいますが、体調が悪いときや時間がないときに、胃にやさしい食べ物を選ぶことが大切です。以下はコンビニで手に入りやすい、消化に良い食べ物になります。
おかゆ・雑炊
風邪や体調不良の時には、おかゆや雑炊が消化に良い食べ物として知られています。
本来、お米は消化に優れた食材ですが、時間をかけて煮込むことで一層消化が良くなり、胃に負担をかけません。
コンビニでは、レトルトのおかゆや雑炊も販売されていることが多いので、備えておくと便利です。
うどん
消化に良い食べ物として、うどんも挙げられます。うどんは炭水化物が多いですが、消化が良く、即効でエネルギー源として利用できます。少量の食事で体に必要な栄養を摂取できるため、体調が優れない時に適しています。特に胃腸にやさしいのは、薄味のつゆで煮込んだ煮込みうどんです。
スープ
スープは、具材がよく煮込まれているため、消化に良く、満腹感も得られる食べ物です。
消化の観点からは、野菜の多いスープを避け、細かく刻んだ具材が入ったものを選びましょう。
胃腸の調子が戻りつつある場合や、満足感を得たい時には、鶏団子の入ったスープがおすすめです。
おでん
おでんは基本的に薄味で、よく煮込まれているため、食感も柔らかく、胃腸への負担が少ない料理です。
ただし、肉系の具材や固ゆでの卵は消化に時間がかかるため、大根やつみれ、はんぺんなどを選ぶことをおすすめします。
厚揚げやがんもどき、餅巾着などは油分が含まれていて消化に時間がかかるため、あまりおすすめしません。
茶碗蒸し
茶碗蒸しは、卵と白だしだけでシンプルな味付けのため、胃に優しく、食べ応えもあります。
胃腸が弱っているときなどは、具材はできるだけ少なく、肉などの固いものが入っていない茶碗蒸しを選ぶと、より消化が良くなります。
また、柔らかい卵や茶碗蒸しのような卵料理は、消化に良い傾向があり、おすすめです。
逆に、固ゆでの卵は消化に時間がかかるため、胃腸が不調のときには避けるようにしましょう。
豆腐
豆腐は消化が良く、栄養価も高いため食欲がない時にもおすすめの食材です。
冷奴でも良いですが、冷たいと胃に負担になってしまうので電子レンジなどで軽く温めて温豆腐にして食べるのがおすすめです。
刻んだ野菜や薬味をたくさん盛るよりも、白だしや醤油などを少し垂らして食べる方が胃に優しい食べ方になります。
おにぎり
おにぎりは米がメインのため脂質が低く、消化に良いのでおすすめですが、中の具材によって消化の良さは変化します。
おにぎりの種類は、塩むすび、梅干し、鮭がおすすめです。
梅干しに含まれるクエン酸は胃腸の働きを活発にし、消化を助けてくれるため、胃腸の調子が悪い時におすすめです。
一方、魚卵系やマヨネーズなどの油分を使用したもの、チャーハンやオムライスは胃の負担になることがあるので注意しましょう。明太子、ツナマヨ、すじこは消化の面からはおすすめできないです。
蒸しパン
パンにはバターやその他の油が多く使われていることが多いため、胃に優しい食べ物とは言えません。
しかし、蒸しパンは他の菓子パンと比べて油分が少なく、野菜や肉などの具材が多く含まれていないことが多いため、比較的消化に良い食べ物といえるでしょう。
サラダチキン
サラダチキンは肉料理の中でも脂質が比較的少ないため、夜遅くに食べたいときにおすすめです。コンビニの商品の中では消化には普通程度ですが、濃い味の焼き鳥やメンチカツなどの揚げ物に比べると、胃に負担がかなり少ない食材です。
果物
果物は通常、脂質が少なく、さまざまなやさしい調理法で食べることができるため、胃腸の調子が悪いときに最適な選択肢です。果物には食物繊維を多く含むものもあるため、胃腸の調子が悪いと感じるときには、食物繊維の少ない果物を選んだり、少しずつ食べたりすることが大切です。
消化のいい食べ物コンビニで買えるもの・スイーツでオススメは?
食欲が乏しい時でも、甘いお菓子なら食べられることがあります。
そこで、コンビニで入手できる胃にやさしいお菓子とスイーツをご紹介します。
ゼリー・プリン
ゼリーやプリンは、噛まずに食べられるほど柔らかいため、胃腸の調子が悪い時におすすめの選択肢です。
味や種類は自由に選べますが、寒天ゼリーは食物繊維が多く含まれているため、消化に負担をかけるかもしれません。
ヨーグルト
ヨーグルトは、消化を助けるプロバイオティクスを含み、胃に優しい食品の一つです。コンビニで手に入るヨーグルトは、様々なフレーバーとサイズで提供されており、お好みに合わせて選ぶことができます。
たまごボーロ
卵ボーロはお菓子の中でも比較的消化しやすい食品と言えます。
少量の油分を使用し、主な原料は卵と小麦粉で構成されているため、よく噛んで摂る限り、胃への負担は軽減されるでしょう。
胃腸の調子がすぐれない時や食欲が減少した場合に、おやつとしておすすめの食品です。
消化の悪い食べ物コンビニで避けたい場合
コンビニで手に入る食べ物には、消化に良いものもあれば、消化に悪いものも多く存在します。
消化の良いものを最適に選ぶために、コンビニで販売されているもののなかで特に消化に悪い食べ物を紹介します。
胃腸の調子が悪いと感じる時や、消化に注意が必要な場合には、以下の食品に気をつけましょう。
弁当
コンビニの弁当は一般的に脂肪分が多く、肉や揚げ物が含まれていることが多いです。
野菜が含まれていることもありますが、これらの野菜は主に炒められたものやサラダの形態で提供され、味付けも濃いことが多いです。そのため、弁当は胃腸に負担をかける可能性が高いです。
弁当を選ぶ際には、魚を中心としたものや和食メニューを選ぶなど、消化に配慮した選択が良いでしょう。
ラーメン・そば
麺料理でも、うどんは胃に優しいとされ、胃腸の調子が悪い時に選ばれます。しかし、ラーメンやそばは麺類の中でも消化に時間がかかる部類に入ります。
ラーメンは麺とスープの両方に油が多く含まれており、胃腸に刺激を与える可能性があります。
一方、そばは油分は少ないものの、食物繊維が豊富で、胃腸の調子が悪い時には消化が難しいことがあります。
ナッツ類
ナッツ類は硬い食感で、消化に時間がかかるだけでなく、脂質も多く含まれています。
胃腸が弱っている場合、ナッツを食べることは負担となる可能性があります。少量ずつ食べることはできますが、摂取後の消化がスムーズに進まない場合、胃もたれなどの問題が起こるかもしれません。
ナッツを食べたい場合は、細かく砕いて少量にして食べることをおすめします。
スナック菓子
スナック菓子は大量の油を使用し、濃い味付けが施されているため、消化に時間のかかる食べ物です。
体調がすぐれない時にこれらを食べると、胃もたれなどが引き起こされることがあります。
どうしてもスナック菓子を摂りたい場合は、油を使用していないノンフライのものを選んだり、少量に抑えたりする工夫が必要です。
おつまみ系
するめいかはおつまみに人気ですが、消化時に胃腸に負担をかけるため、体調が悪い時には控えた方が良いでしょう。
また、柔らかい食感のかまぼこやカニカマのように見える食品でも、実際には塩分が多く、胃に負担をかけることがあります。
辛いもの
大量の香辛料を使用した辛い食べ物は、胃腸を刺激し負担となるため調子が悪い時には控えるべき料理です。
香辛料は胃腸を刺激し、胃腸の調子が悪い時には状況を悪化させる可能性もあります。
体調の良い時でも辛いものやカレーなど香辛料の多いものを食べるとお腹が緩くなる方は、辛い食べ物は不向きです。
ダイエット食品
コンビニにはダイエット食品も多く取り扱われていますが、ヘルシーだからといって必ずしも消化に良いわけではありません。むしろ、腹持ちを良くするためにこんにゃくなどの消化が難しい成分が使用されている場合もあります。
基本的に、体調が悪い時にはダイエット食品は避けた方が無難でしょう。