自宅の庭をDIYで人工芝に変えようと考える人が増えていますが、その過程で「失敗するのではないか」という不安を感じる方も少なくありません。
実際、私も実家のベランダへの道を人工芝に変えるプロジェクトを経験しました。
ネットで情報を集め、特に下地作りの重要性を学びました。下地が不十分だと、庭がデコボコになったりカビが生えたりする可能性があります
。しかし、丁寧に作業を行った結果、母も喜ぶ美しい人工芝の道が完成しました。
これから人工芝を敷く方へ、失敗しないための代表的なポイントを5つ紹介していきましょう！
人工芝DIY失敗例５つ！
人工芝がデコボコになる
人工芝を敷く際、下地が不均一だとめくれや水溜りが発生するリスクがあります。ですから、設置前に土地を平らにして、スコップや足でしっかりと固めることが重要です。表面の凹凸は主に石や雑草が原因で、これらは根からきちんと取り除く必要があります。特に壁際は雑草が生えやすいので、防草シートを使用し、釘で固定してシートが動かないようにするのが効果的です。これにより、人工芝の長持ちと見栄えの向上が期待できます。
庭の下地を整えることが重要です。雑草や石を取り除き、土を均一にならして固めることで、デコボコを防ぎます。
つなぎ目が目立つ
人工芝の葉の向きを揃えて敷くことで、自然な外観になります。つなぎ目が目立たないように細心の注意を払いましょう。
カビが生えた・虫が湧く
人工芝が湿気た状態で放置されると、カビが生えたり虫が発生する原因となります。これは適切な下地処理がされていない、または人工芝自体の水はけが悪いことが原因です。適切な製品選びとして、透水穴がある人工芝を選ぶことが重要です。これにより、水はけが良くなり、カビや虫の発生を防ぐことができます。また、人工芝の近くにプランターを置く場合は、虫を避けるためにハーブを植えると良いでしょう。
人工芝は湿気が多いとカビや虫が発生しやすくなります。水はけの良い人工芝を選び、定期的に清掃しましょう。
色褪せ・安っぽい
人工芝はメンテナンスが少ない代わりに設置コストがかかることがありますが、安っぽく見えるのは避けたいものです。最新の人工芝では、天然芝と区別がつかないほどのリアルな見た目が特徴です。これらの高品質な「リアル人工芝」は、単色の緑ではなく、自然な草原のような複数色を用いています。しかし、長時間の紫外線に晒されると色褪せることがあるため、紫外線耐性のある製品を選ぶことが重要です。これにより、長期にわたって美しい庭を保つことができます。
チクチクの芝になる
人工芝を庭に設置したら、裸足での散歩やペットの遊び場として利用したいものです。しかし、一部の人工芝は肌にチクチクとした感触を与えることがあります。この問題を解消するためには、人工芝の「パイル」という部分の柔らかさに注意する必要があります。一般的には「V型」とされる耐久性が高い人工芝が多いですが、これは肌触りが硬くなる傾向があります。その代わりに「C型」と呼ばれるタイプの人工芝は、肌触りが柔らかく、踏まれても元の形に戻りやすい特性があります。この「C型」人工芝は「V型」に引けを取らない耐久性を持ちつつ、快適な肌触りを提供しますので、特におすすめです。
人工芝DIYの費用とデメリット
DIYで人工芝の設置を検討する前に、そのデメリットを理解しておくことが大切です。これにより、後悔することなく適切な選択ができます。
天然芝と比較して、人工芝は初期設置費用がやや高いことがありますが、メンテナンスにはそれほどコストがかからず、掃除が主な手入れとなります。
ただし、火に弱いため、夏のバーベキューや花火などには注意が必要です。
防炎加工された人工芝を選ぶことでこの問題を緩和できます。
一年中美しい庭を維持したい場合、人工芝はそのニーズに合致する選択肢と言えます。
人工芝DIYの方法を分かりやすく紹介
準備するもの
DIYで人工芝を庭に敷く方法を知りたいですか？こちらでは、手軽にできるDIY方法をご紹介します。必要な道具は次のとおりです。
- 人工芝
- 防草シート
- 養生テープ
- U字釘
- スコップ
- トンカチ
- カッターまたはハサミ
それでは、人工芝の敷き方のステップを見ていきましょう。
人工芝DIYの方法
- 土を平らにする: まずは、スコップで土を均一にならし、石や雑草を取り除きます。土を平らにした後、スコップでしっかりと地面を固めることが大切です。これにより、人工芝が不均一になるのを防げます。
- 防草シートを敷く: 次に、防草シートを広げてU字釘で固定します。防草シートはカッターでカットしやすいので、敷いてからサイズを調整しましょう。隙間ができないように、シートを少し大きめに切り、養生テープで端を固定して隙間を塞ぎます。
- 人工芝を敷く: 最後に、人工芝を敷きます。人工芝の向きに注意しながら敷き、カットしてサイズを合わせます。マジックペンで印を付けてから切ると便利です。隙間ができないように丁寧にカットし、つなぎ目は上から馴染ませて隠しましょう。切りすぎると修復は難しいので注意が必要です。
これであなたの庭にも美しい人工芝が敷かれ、見栄えが良くなるはずです。
