もう使わない教科書をどうする?捨てずに活用する方法

小学校・中学校・高校と学年が上がるたびに、新しい教科書を購入してきた方は多いと思います。
さらに大学や専門学校に進学すると、専門書やテキスト代だけでかなりの出費になりますよね。

「そのうち復習に使うかもしれない」「せっかく高いお金を出したのに捨てるのは気が引ける」
そう感じて本棚に並べたまま、結局ほとんど開かれないまま…というケースも少なくありません。

とはいえ、ただ置いておくだけでは場所も取りますし、古紙として捨ててしまうのはあまりにももったいないものです。
ここでは、読み終えた教科書や使い終わった専門書を「捨てずに活かす」具体的な方法をご紹介します。
特に、大学や専門学校で使う教科書は買取のニーズが高いため、上手に手放せば思わぬお小遣いになることもあります。

目次

まだ価値がある!不要になった教科書の活用アイデア

多くの人は、「とりあえず本棚に置いておく」か「まとめて資源ごみに出す」のどちらかになりがちです。
しかし、少し工夫をすれば誰かの役に立てたり、お金に換えたりすることができます。

フリマアプリやネットオークションで販売する

多少の手間がかかっても構わないなら、メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイトに出品する方法があります。
写真撮影や商品説明の入力、発送作業などは必要ですが、その分、比較的高値で売れる可能性があります。

特に教科書や専門書は、進学・進級シーズンの3〜4月に需要が高まります。
この時期を狙って出品すると、同じ授業を履修する学生に購入してもらいやすく、在庫が残りにくい傾向があります。

一冊一冊の作業は面倒に感じるかもしれませんが、状態が良ければ思った以上の金額になることもあり、コツコツ出品していけば、ちょっとした収入源にもなります。

 

同じ学科の後輩に譲る

現金収入にはつながりませんが、サークルやゼミ、同じ学部・学科の後輩に譲るという選択肢もあります。
新品で購入すれば高額なテキストが多いため、「本当に助かりました!」ととても喜ばれることが多いです。

自分がもう使わない教科書が、次の世代の学びに役立つと考えると、捨ててしまうよりもずっと気持ちよく手放せます。
金銭的な得はなくても、感謝される形で活用してもらえるのは大きなメリットです。

 

古本チェーン店にまとめて持ち込む

時間をかけず一気に処分したいなら、ブックオフなどの古本チェーン店に持ち込む方法もあります。
その場で査定してもらえるので、処分と買取を同時に済ませたい人には便利です。

ただし、教科書や専門書は
・書き込みやマーカーが多い
・発行年が古い
といった理由で値段が付かなかったり、そもそも買取対象外になることもあります。
価格が付いても数十円程度というケースも多く、「手間の割にあまりお金にならない」と感じる人も少なくありません。

「捨てるよりは良いけれど、高価買取は期待しにくい」という点は押さえておいたほうが良いでしょう。

 

大学・専門学校の教科書は意外と高く売れる

小中高校の教科書は、内容や改訂のタイミングの関係で買取需要が少ない場合が多く、買取不可とされることも珍しくありません。
しかし、大学・専門学校で使う専門書やテキストは事情が異なります。

専門的な内容が扱われているため、定価も高く、授業や資格取得のために中古で購入したい人が一定数存在します。
そのため、大学・専門学校の教科書に特化した教科書買取サービスがいくつか運営されています。

 

教科書買取サービスを利用するメリット

教科書買取を専門に扱うショップでは、例えば次のようなジャンルの本が対象になることが多いです。

  • 大学の講義で使う教科書・テキスト
  • 専門書・学術書
  • 医学・歯学・薬学系の専門書
  • 各種専門学校の授業で指定される教科書 など

これらは新品で購入するとかなり高額になるため、多少古くても中古で手に入れたいというニーズがあります。
その需要があるからこそ、一般的な古本店よりも高く買い取ってもらえる可能性が高いのです。

書き込みやカバーなしでも買い取ってもらえるケースも

教科書専門の買取店の中には、次のような本でも査定対象にしてくれるところがあります。

  • 表紙カバーがなくなっている本
  • ラインマーカーや書き込みがある本
  • ISBNコードが記載されていない本

一般的な買取店では断られてしまう状態でも、教科書としての内容に価値があれば評価してくれるのは、大きな魅力と言えます。

 

なぜ大学・専門学校の教科書は高価買取になるのか

専門書や大学教科書の買取価格が比較的高くなりやすい理由は、主に次のようなポイントにあります。

 

専門性が高く定価も高額だから

大学の授業や研究で使われる教科書は、専門家や研究者が執筆しているものが多く、定価も高めに設定されています。
そのため「新品で買うのは負担が大きいが、必要なので中古でも欲しい」という学生が一定数存在し、安定した需要が生まれます。

 

ネット中心の運営でコストを抑えているから

教科書の買取・販売をオンラインで完結させている業者は、実店舗の家賃や人件費を抑えられます。
その分を買取価格に還元できるため、一般の古本チェーンよりも高値を提示できるケースが多いのです。

 

査定スタッフが専門書の価値を理解しているから

教科書買取を専門とするサービスでは、専門書に詳しいスタッフが査定を担当していることが多く、
一般の古本店では価値を判断しづらい分野の本でも、適切に評価してもらえるのが強みです。

 

まとめ:教科書は「捨てる前にひと工夫」が正解

使い終わった教科書や専門書は、ついそのまま放置したり、まとめて処分してしまいがちですが、実はまだまだ活躍の場があります。

  • フリマアプリやオークションで売れば、お小遣い稼ぎに
  • 後輩に譲れば、感謝されながら有効活用してもらえる
  • 古本チェーン店に持ち込めば、一度に片づけられる
  • 大学・専門学校の教科書は、専門の買取サービスなら高価買取のチャンスも

自分にとってはもう使わない教科書でも、誰かにとっては「これから必要な一冊」かもしれません。
捨ててしまう前に、売る・譲る・買取に出すといった選択肢を一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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