料理を楽しみながら手間を省くためには、効率的な下ごしらえが不可欠です。ここでは、忙しい日常でも役立つ、便利な下ごしらえテクニックを紹介します。
料理をラクにする下ごしらえ！便利な方法
お肉やその他の食材を大量に買ってきて、冷凍庫に保存する際、ちょっとした工夫をすると多くのメリットが得られます。
野菜の一括カット
繁忙な平日でも、野菜を一括カットしておくことで料理時間を大幅に短縮できます。冷蔵庫に保存し、必要なときに手軽に取り出して使いましょう。
冷凍保存
新鮮な食材を買いだめしておき、必要な分だけカットして冷凍保存する方法もおすすめです。忙しい日に便利な食材が手元にあることで、ストレスフリーな料理が可能になります。
お肉の冷凍保存は調味料で下味を付ける
「調理しやすい大きさに切って、調味料で下味をつけて冷凍する」だけで、料理が簡単になるだけでなく、熟成されて旨味が増し、冷凍焼けも防ぐことができます。一石三鳥の効果ですね。
下味には、しょうゆ、酒、みりんの組み合わせが特に効果的ですが、自分の好みに合わせて調味料を工夫することで、料理のバリエーションも広がります。
複数種の出汁一括作り
かつおだしや昆布だしなど、複数種の出汁を一度に作っておくと便利です。使いやすい分量に分けて保存し、料理のベースとして活用しましょう。
袋詰め保存
保存容器に食材を詰めるのが面倒なときは、ジップロック袋を使って調理済みの食材を袋詰め保存する方法も効果的です。省スペースで保存でき、後片付けも簡単です。
マリネ
調味料やハーブを使ったマリネ液に食材を漬け込んでおくと、味付けがしっかり染み込みます。下ごしらえを先に済ませておくことで、調理時間が短縮され、美味しい料理を手軽に楽しめます。
まとめ・下ごしらえ＝ストックづくりを楽しむ
料理をラクにするために、常備菜やつくおきが流行っていますね。ストックがあると、本当に便利です。本書では、ストックを「応用がきくおかずの素」と定義しています。
野菜を千切りにして塩もみしたり、半熟卵をしょうゆに漬け込んだりすることで、そのまま食べたり、和食や洋食にアレンジしたりできます。ストックは下準備が完了している状態なので、手早く一品料理が作れます。
私のストックは、野菜を切って下処理するだけで（冷蔵と冷凍に分けて保管）、下準備がほとんどです。定番は、ブロッコリーの下茹で、パプリカの細切り、きのこミックス、ほうれん草の切って水気を取って冷凍です。
これだけでもかなり便利ですが、本書のようなストックの方法をもっと試してみようと思います。調味料を加えて味を調えたり、冷蔵保存の日持ちを長くしたりするアイデアも取り入れてみたいですね。
料理をもっと手軽に楽しむために、ぜひこの便利な下ごしらえテクニックを活用してみてください！
